読書記録: マーケット感覚を身につけよう
ちきりん三部作の二部目。
マーケット感覚を身につけよう---「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法
- 作者: ちきりん
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/02/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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総合評価:★★★★★
本書のまとめ
- マーケット感覚を鍛える5つの方法
感想
一貫してマーケット感覚の重要性とその身に付け方を繰り返し述べているに過ぎないが、ちきりん氏の十八番である社会問題を題材とした多彩な例によって興味深く読める。
大企業に入ったから安心という時代は終わったという意見は、まだ身を持って実感はできていないが、おそらく正しいのだろう。マーケット感覚≒市場で何が価値を持つかを見極める能力を養っていかなければならない。そのため、あと半年間の学生のうちにやることをリストアップして実行したいと思う。
ちなみに 『チーズはどこへ消えた?』が、変化に対応することの重要性を抽象的に説いた本でああるのに対して、本書はマーケット感覚という点から変化の重要性が具体的に説明されているので、本書の方が私は好きである。
読書記録⑩: 志高く 孫正義正伝 完全版
図書館で借りた。
総合評価:★★★★★
孫正義氏の伝記。孫さんの行動力は恐ろしい。
これだけの地位を築くまでの道程を知ることができる本。
kindleで買って手元に持っておこうかな。
読書記録⑨: お金の話を13歳でもわかるように一流のプロに聞いたら超カッキ的な経済本ができちゃいました!
図書館で借りた。
お金の話を13歳でもわかるように一流のプロに聞いたら超カッキ的な経済本ができちゃいました!
- 作者: 佐々木かをり,ザイ編集部
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/03/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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総合評価:★★★★★
タイトルに「13歳でもわかるように」とあるが、内容はとても興味深く分かりやすい。
社会人にとっては超基本的な内容かも知れないが、私は勉強不足で知らないことが多かった。
そういえばここ数年、一つの本やテキストを繰り返して読み込むってことを行っていないな。読み流すだけじゃなく、頭に刻み付けるような機会を設けよう。
読書記録⑧: 自分の時間を取り戻そう
ちきりん先生の本。
自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方
- 作者: ちきりん
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/11/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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総合評価:★★★★★
『自分のアタマで考えよう』と同じくらい良書でした。
本書のまとめ
感想
「生産性の高い生活とは、自分の人生の希少資源を、自分自身が本当に手に入れたいもののために最大限有効に活用する、自分の人生を取り戻すための方法論」
生産性を高めることの重要性+具体的な生産性を高める方法
という内容となっている。
自己啓発本をいくら読んでも成長するヒントを得られるだけで、実際に成長することはなさそうだ。一旦、自己啓発本を読むのは止めにして、違うジャンルの本を読もう。
読書記録⑦: 0ベース思考
タイトルを見かけたことがあったので、図書館で借りた。
- 作者: スティーヴン・レヴィット,スティーヴン・ダブナー,櫻井祐子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/02/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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総合評価:★★★★☆
思考法の本というよりは、具体例が満載な心理学系の読み物と言ってよい。
フリーク(常識の枠に収まらない人、既存の慣習にとらわれない人)のように考えることが本書のメッセージ。
二回読み返したが、なぜか内容が意外と頭に残らない。
本書で紹介されているどのように相手の意見を変えるかという方法の一つが「物語を語る」(p234)であるように、本書が具体例を中心とした本だからだと思う。
各々の物語は面白くても、そこから何を得るかは個人の解釈に委ねられる。
私が心に残ったルールは以下の二つである。
- これくらいが限界と考えることがバリアを作る
- 相手のインセンティブを考える(口に出す希望と本当の希望は異なる)
『道は開ける』もそうだけど、海外の本は具体例が多いと感じた。
読書記録⑥: 自分のアタマで考えよう
以前から気になっていましたが、図書館で偶然遭遇したので借りました。
ちきりん先生、大好き(笑)
- 作者: ちきりん,良知高行
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2011/10/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 30人 クリック: 893回
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総合評価:★★★★★
本書のまとめ
備忘録として要点だけ記します。
- 序章
知識と思考を分離する
- 第1章
- 第2章
- 第3章
- 第4章
- 第5章
- 第6章
- 第7章
- 第8章
- 第9章
- 終章
感想
書名にもある通り、自分のアタマで考える方法についていろんな事例を踏まえながら学べる本。具体例が盛りだくさんで、解説も明快なので本質が理解しやすい。以下に、まとめの中も重要だと思ったポイントとそのかみ砕いた説明を紹介します。(赤・青次は最重要)
知識と思考を分離する
常識に捉われずに、知識は脇に置いておくこと
読書記録⑤: 筋トレが最強のソリューションである
筋トレについて調べていたら出会った本。
最近でも、著者の熱いツイートは数万RTされていたりして有名ですね。
筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法
- 作者: Testosterone(テストステロン)
- 出版社/メーカー: U-CAN
- 発売日: 2016/01/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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総合評価: ★★★★☆
本書はマッチョ社長のTestosterone氏のツイートをまとめたものです。
以下の記事では、同書の発言の中でも個人的に心に響いたものを厳選して(と言っても26もありますが)紹介しています。
基本的に筋トレについて熱く語った自己啓発本。人生論についても言及しており、そちらも興味深い。
評価は5つ星でもいいかと思ったが、ツイートの掲載順序にもう少し工夫が欲しかったのと、真逆の意見に近い発言があるので-1点。
前者は、テーマ別の掲載にはなっているものの、各テーマ内に人生論と筋トレの発言が混在している点が気になった。後者は「筋トレをしてもモテない(ダンベルが恋人だ)」とジョーク交じりに言ったかと思えば、「筋トレをすればモテる」と言ったりして一貫性が無い。また、筋トレについてのテクニック等は本書には掲載されていないため、別途情報を得る必要はある。
ただ、本書は専門書ではなく筋トレの起爆剤だと考えれば、筋トレやろう!という欲求を生むこと以上のことを求めるのはお門違いな感じもする。
ともあれ、これほどまでに心に響くメッセージを伝えることが出来るのは、Testosterone社長の手腕であろう。私もプロテイン飲み始めました(笑)