私の7つの習慣
社会人になるまでに自分の人生観を確立したいと日頃から思っていたのですが、あらかた考えがまとまりました。いろんな人がいろんなことを言ってますが、やはり自分の人生観は自分オリジナルのものを持つべきです。
なお、この記事は自己啓発書のベストセラーの『7つの習慣』とは関係ありません。悪しからず。
- 人生の目的を考える。
夢を持つことと同義。私は何のために生きているのか。
目の前の出来事だけ向き合うのも楽しい生き方だと思うが、後から振り返って迷走していただけと分かってからでは遅い。 - 意味を求めすぎない。
1.と一見反するように思えるかも知れないが、効率を追い求めない方がよい。「興味がないから勉強しない。」「時間の無駄だ。」そういう類の考え方は危険。
人生において、意味のないことの方が多い。
仕事をすることの意味は?お金を稼ぐことの意味は?結婚することの意味は?趣味に時間を費やす意味は?
時間は有限であるから必要なことに時間を費やし無駄な時間を使いたくないという気持ちは分かるが、その無駄が将来の金脈かも知れない。connecting the dots. - 他人の人生を歩まない。
真の幸せは自分の世界で生まれるもの。他人からの評価で幸せを定義することは、自分で他人の評価をコントロールできなくなったとき(頑張っているのに認められない、など)が危険。世間体のいい生き方を追い求めるいい子ちゃんにはなってはならない。自慢しそうになったり、優越感に浸りそうになったら常に思い出すこと。 - 自分の頭で考える。
情報化社会の現代だが、知識を詰め込むだけでは一流になれない。他人の意見の受け売りなど何も意味がない。自分オリジナルの意見を持とう。
将棋で例えると、目に見える形で現れるのは最善手だけだが、最善手を導く思考プロセスにこそ真価がある。 - 成長の中毒者になる。
努力が好きな人は多いだろう。中途半端な見かけだけの努力をして努力した気になっていないか?
私が大学受験のために狂ったように勉強に打ち込めたのは、成長が目に見える形でフィードバックとして得られたからだ。努力するほど目標に近づいている悦び。中毒になっているときは、目の前のこと以外は全て忘れられる。自己成長することは快感である。
今すぐやる。とにかくやる。 - 一人の時間こそ鍛錬すべき。
「他人と会話するとき、もっと教養ある話が出来たらよかった。」「外国人に話しかけられたけど、英語がまともに話せずコミュニケーションが取れなかった。」「素敵な異性と出会ったが、自分に自信がなかったためチャンスを逃してしまった。」
そういう後悔はなるべく減らしたい。
幸運の女神は前髪しかない。常に向上心を持って鍛錬しよう。 - 自分の居場所を複数持っておく。
例えば自分の居場所を会社にしか持っておらず、仕事という軸でのみ自己評価をしている人は、もしも仕事が上手くいかなくなった場合に自己喪失する。
他人の目線を無視して、自分が心から楽しめる場所を確保しておくことで精神が安定する。
定期的にこの記事を読み返して、初心に返ろう。
読書記録③: 文章力の基本
読みやすい文章を書きたいと思って、購入、読了。
総合評価:★★★★☆
日本語の文法論と論理構成論が混在して紹介されているのが玉に瑕。
前者については、学校でまともな教育を受けていれば、知っている内容が多いだろう。
後者については、とても勉強になった。特に「簡潔に書く」の章が参考になった。
飽くまで文章としてのテクニックが紹介されている本。
文章としての明解な書き方と、会話としての自然な表現とではふさわしい日本語表現が異なると思うのだが、会話表現について言及している箇所があったので、そこだけ気にかかった。
理科系の作文技術よりも、個人的には参考になった。
そもそも、なぜ理科系の作文技術はあそこまで崇められているんでしょうね。今読み直したら真価が分かるんでしょうか。
眠たいので、以上。
苦手な上司の対処法
どうにも好きになれない上司っていますよね。そんな上司のせいで精神を病むのがどれほどアホらしいことか。
私はまだ大学院生なので上司ではなくて指導教官なのですが、かなり理不尽な指導教官の下に配属されてしまい、辛い日々を送っています。(いわゆるブラック研究室ですかね。)
ここで愛読している転職・就活のまどサラリーマンさんのブログを引用します。
上記サイトも参考に、私自身が考えるTipsをつづってみます。
- 表向きだけでも良好な関係を築く
- 上司に歯向かってはいけない
上司が理不尽なことばかり言ってくる。上司の言うことが間違っている。そんなときでも、歯向かってはいけません。なぜなら、上司のプライドを傷付けてしまった日には、余計に風当りが強くなることが予想されるからです。へりくだった態度を見せましょう。歯向かいたいときは感情的になるのではなく、正当な「論理」で攻めましょう。「私は○○と思うのですが、いかがでしょうか。」口論は最悪の手段です。穏やかに対応するのです。クソみたいな上司と良好な関係を築く部下を「演じる」のです。
理不尽に怒鳴ってきても、そういうプレイをするのが好きなんだこの人(笑)って思いましょう。
- 人間的にどうしようもない人間だと考える
上司にへこへこするのに腹が立つ場合。人格否定をされた場合。仕事を全く認めてくれない場合。
落ち込むことはありません。なぜなら、その上司はクソだからです。クソな人間に評価されないのは、その人間がクソだからです。あなたの能力は全く関係ありません。なんて自分はダメな人間なんだと思う必要は全くありません。責任は全て相手にあります。
ちなみに友人の研究室では、研究能力と人格は全く関係しないと「研究室内の先生が」言っていたそうです(笑) 別に仕事ができたり研究の才能があるからと言って、人間的に優れている訳ではありません。
- 上司の悪口を言ってもいけない
いくら上司に腹が立っても、いなくなって欲しいと思っても、会社内では口に出すことを控えましょう。その発言を聞いていた同僚や先輩から、こいつは表向きは従順だけど裏ではそんなこと考えているのか…と不信感を与えることにつながります。そうすると、なんとなく居辛い空気になってしまい、自分自身が損をする結果になります。
愚痴りたいなら社外の友達にしましょう。
- 先は長くないと思って耐える
上司に一生付きまとわれる訳ではありません。私も研究室の呪縛から放たれるのはあと半年です。
- 精神的に限界を迎えそうなときは、上司の上司に掛け合う
最終手段ですね。自殺なんて間違ってもしたらいけませんよ。いつだって正当な手段で制裁を下すのです。
以上です。
上司の対処法ではないですが、いろんなコミュニティに属するのもとても重要だと思っています。会社というコミュニティの中だけでしか自分のアイデンティティが無い場合、上司に否定されたり、昇進が出来なかったりすることがそのまま自己否定につながりかねません。
趣味の世界でもいいですし、自分が輝けるコミュニティに属しているだけで心が救われるものです。
そういえば、仕事ができるビジネスパーソンは往々にして家庭が崩壊している場合があるようですね。それも裏を返せば、家庭というコミュニティでアイデンティティを喪失しているため、会社というコミュニティでしか自分の居場所がなかったという結果なのかもしれません。
(追記)この記事もとても参考になりますね。
読書記録②: なぜ、あなたの仕事は終わらないのか
蔦屋書店で見かけて気になっていた本。二回通読した。
なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である
- 作者: 中島聡
- 出版社/メーカー: 文響社
- 発売日: 2016/06/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本は筆者の経歴や仕事論についても言及しており、むしろそこをメインとしてもよいと感じた。時間術などの方法論は、どうしても理想論に感じてしまった。
文体は非常に読みやすい。(逆に言うと、深みがない)
内容を簡単にまとめてみた。
- まず2割の期間で8割仕上げる
- 15分のリストを作る
- 集中時にはマルチタスクをしない
- 長期の仕事は縦に切る
- 複数の仕事が並行しているときは、一日を横に切る
- 締め切りは絶対守る
- 締め切りの前に締めきりを作る
- 課題は分割する
- 認知資源を減少させない(決断は速く)
- プロトタイプを作る(80%ほどの完成度でよい)
- 目的が不明確な勉強はしない
- 崖から飛び降りながら飛行機を作る(物事はやりながら覚える)
- 集中力を身に付けるのではなく、楽しくて仕方がない好きなことに向かい続ける
- 自分が幸せになることをやる
- 移動時間も仕事のことを考える
以下、感想。
「20倍界王拳」を使って集中するとあるが、これは20倍 のパフォーマンスで仕事をするという認識でいいのだろうか。凡人の私には、いくら集中しても5倍が限界な気がする。さすがに、喩えだと思うが。。。
そもそも、2割の期間で8割仕上げるというのが、パレートの法則(2:8の法則)をなぞらえた主張に思える。ここから得られる教訓は、「前倒しで一気にやること」と換言すれば分かりやすい。
プロトタイプを作る(80%ほどの完成度でよい)、というのは、最近Twitterで見た以下の投稿に近いものを感じた。
美大生を10年以上みてきた。週一の演習に、作る子は作ったものを持ってくる。作らない子は「こういうの作ろうと思ってるんですけど」と言うので「じゃあ来週もってきて?」と言うが、次の週も「やっぱりこうしようと思うんですけど」と話だけ持ってくる。作る子はさらに作ってくる。そして一年たつ。
— ヲノサトル (@wonosatoru) 2017年7月22日
私も完璧主義なところがあり、ボトムアップで物事を考えてしまうせいで締め切りに間に合わないといったことが非常に多い。作り込む前にプロトタイプを作って上司など他人に確認してもらうことにしたい。
目的が不明確な勉強はしない、という意見はそういう考え方もあるのかと参考になった。違う側面から言い換えると、モチベーションが高い状況なら勉強が苦にならないということだろう。
集中力を身に付けるのではなく、楽しくて仕方がない好きなことに向かい続ける
これは至言だ。この辺り、考え直して後日ブログに書きたいと思う。
筆者は自分の仕事を愛しているのだろう。私も自分の仕事を愛せるようになりたいなあ。
読書記録①:チーズはどこへ消えた?
初めての書評を書いてみます。拙いですがご容赦下さい。
2時間ほどで読了。
- 作者: スペンサージョンソン,Spencer Johnson,門田美鈴
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2000/11/27
- メディア: 単行本
- 購入: 11人 クリック: 153回
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総合評価:★★★★☆
寓話形式の自己啓発本のベストセラー。
この本のメッセージを簡潔にまとめると、
- 常に変化に意識を向けておく。いつか起こる大きな変化が訪れる前に察知する。
- 変化が起きたときは、現状維持に躍起になるのではなく、素早く対応する。
- 恐怖を乗り越える。変わらない方が危険である。
というところか。
寓話なのでとても読みやすいが、実際に成功者の自伝の方が心打たれると思った。
自己啓発書は読んで意識を高めるだけでは不十分で、実際の人生にいかに活かしていくかが重要だと思っている。
今思いつく例としては、自分の勤める企業に暗雲が立ち込めた際に転職したり、自分のビジョンと合わない部署から部署異動を行ったりする勇気を持つことを教訓としたい。
(余談)著者のスペンサー・ジョンソン氏をググると顔写真が出てきますが、この方はケン・ブランチャード氏という別の作家なのでご注意を。
読書
毎日更新しようと思っていたのに、3日も空いてしまいました。
私は最近、帰宅後に時間があるときは読書に費やすことが多いです。
読書のメリットとして、素晴らしい人物に直接会って話を聞くのは時間も労力もコストもかかりますが、本ならば好きな時間にたかが千円ほどで、しかも何度でも情報にアクセスすることができます。
まとめサイトやSNS、テレビに費やす時間を少しでも読書に充てたいですね。
私は本屋に行って琴線に触れた本を買うというのも好きなのですが、世の中には無数に本がある訳で、いわゆるロングセラーと呼ばれるような名著に触れるのはとても重要なことかと思っています。
最近こんなサイトを見つけました。
本屋に行って気に入った本と、このサイトで紹介されている本を半々くらいの割合で読んでいこうと思っています。
目標は年間30冊です。このペースを守れば、残り20代のうちに200冊読む計算になります。200冊読めば、少しはまともな教養や思考力が身に付くのではないかと考えています。
ただ何冊読むかばかりに気を取られるのが本末転倒ですし、飽くまで目安として掲げておくということで。
何度も読み返す度に新たな発見があるような珠玉の一冊(別に一冊でなくてもいいですが)を探していきたいと思います。
淡々とした文章ですが、今回はこんなところで。
社会人として守るべき仕事の大切なルール
2017/7/26 更新
社会人として守るべき仕事の大切なルールを備忘録として書きます。(順次更新していきます)
たんに箇条書きにするのではなく、実体験から得たルールと、本や先輩から教えてもらうなど、聞き伝えによって得たルールを、自ら納得がいくようなルールとしてまとめます。このような形にする大きな理由は、他人にとって有用なルールが必ずしも自分に当てはまるとは限らないからです。
例えば、精神的なタフな人は死ぬほど努力することが美徳と考え、実際に行動することもできるでしょう。しかし多くの人間は過剰に働くと身体や精神が悲鳴をあげます。私もどちらかというと後者の人間です。
ですので、ここに記すことは私にとっては真実かも知れませんが、他の人間にとって正しいかどうかは保証しかねます。
1.実体験から得たルール
- 仕事を頼まれたときは、その場で期限と仕事量を確認すること。厳しい仕事であれば断ったり、期限を延ばしてもらったり、量を減らしてもらう。
- どんな仕事も誠実に、なるべくミス無くこなす。
- 上司/部下とは軋轢を生じさせず、信頼関係を築く
2.聞き伝え得たルール
3.総合的なルール