読書記録⑦: 0ベース思考
タイトルを見かけたことがあったので、図書館で借りた。
- 作者: スティーヴン・レヴィット,スティーヴン・ダブナー,櫻井祐子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/02/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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総合評価:★★★★☆
思考法の本というよりは、具体例が満載な心理学系の読み物と言ってよい。
フリーク(常識の枠に収まらない人、既存の慣習にとらわれない人)のように考えることが本書のメッセージ。
二回読み返したが、なぜか内容が意外と頭に残らない。
本書で紹介されているどのように相手の意見を変えるかという方法の一つが「物語を語る」(p234)であるように、本書が具体例を中心とした本だからだと思う。
各々の物語は面白くても、そこから何を得るかは個人の解釈に委ねられる。
私が心に残ったルールは以下の二つである。
- これくらいが限界と考えることがバリアを作る
- 相手のインセンティブを考える(口に出す希望と本当の希望は異なる)
『道は開ける』もそうだけど、海外の本は具体例が多いと感じた。